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こんにちは、中古PC手帖の匠です。
ThinkPad T480は、キーボードの打ちやすさ、端子の多さ、メモリを増設できる設計など、今見ても魅力のある14型ノートです。中古価格も手頃なので、事務作業や持ち帰り仕事に使うパソコンとして気になる人は多いと思います。
ただし、2026年に選ぶなら「T480だから大丈夫」と型番だけで決めるのは危険です。同じThinkPad T480でもCPU、液晶、バッテリー、ストレージなどの構成が違い、Windows 11への正式対応状況まで変わります。発売から年数がたっているため、性能表だけでは分からない個体の傷みも見逃せません。
この記事では、私が中古ノートを選ぶときに確認している項目に沿って、買ってよいT480の条件と避けたい個体を具体的に解説します。価格だけでなく、届いたあとにきちんと使い続けられるかまで見ていきましょう。
- Windows 11に適したCPUの見分け方
- 2026年に必要なメモリと液晶の条件
- バッテリーやUSB-C端子の確認方法
- 中古販売店とフリマの選び分け
結論として、ThinkPad T480中古を買うなら第8世代Core、メモリ16GB、フルHD液晶、SSD搭載を基準にします。さらに、USB-C充電、バッテリー状態、保証内容を確認できる個体なら、2026年でも事務作業用として検討できます。
ThinkPad T480は買いか

ThinkPad T480は、用途と価格が合えば現在も選択肢になります。ただ、誰にでも勧められる万能機ではありません。まずは、この機種が今どのような立ち位置にあるのかを見てみます。
今でも実用になる用途
第8世代Core i5、メモリ16GB、SSDという構成なら、文書作成、表計算、メール、オンライン会議、動画視聴といった日常的な作業には対応できます。ブラウザで複数のページを開きながら資料を作る程度なら、極端な遅さを感じにくい構成です。
一方、同じT480でもメモリ8GBでは、ブラウザのタブや会議アプリを同時に開いたときに余裕が減ります。2026年に仕事用として買うなら、私はメモリ16GBを実用上の基準にします。8GBモデルが安ければ、空きスロットや増設費用を確かめたうえで選ぶ方法もあります。
向いているのは、据え置きに近い使い方をしながら、必要な日は持ち運びたい人です。14型で有線LANやHDMIを備え、周辺機器をつなぎやすいのが魅力。自宅と職場を行き来する事務用パソコンとしては、今でも扱いやすいですよ。
反対に、高解像度の動画編集、最新ゲーム、本格的な三次元設計には向きません。処理できるかどうかだけでなく、完了までの時間や冷却時の音まで考えると、もっと新しい世代を選んだほうが快適でしょう。
2026年でも選ばれる理由
T480のよさは、単純な処理速度だけではありません。キーボード中央の赤いトラックポイント、独立したクリックボタン、深さを感じやすいキーなど、ThinkPadらしい操作感を備えています。文字入力の時間が長い人には、この部分が購入理由になるはずです。
メモリ用スロットが2基あり、構成を変更しやすい点も魅力。メーカー仕様では最大32GBに対応し、内部バッテリーと着脱式の外部バッテリーを組み合わせる構成も用意されていました。外部バッテリーを交換できる設計は、後継機では見かけにくくなっています。
端子はUSB端子のほか、USB-C、Thunderbolt 3、HDMI、有線LAN、カードリーダーなどを搭載。変換アダプターを何個も持ち歩かずに済む場面があります。機種本来の構成は、Lenovo「ThinkPad T480 Platform Specifications」で確認できます。
◆匠のワンポイントアドバイス
T480は、数字に表れにくい使いやすさが残っている機種です。ただ、使いやすい設計と中古個体の健康状態は別の話。名機という評判だけで、傷んだ個体まで高く買わないようにしてください。
おすすめしにくい使い方
毎日長時間持ち歩く人には、約1.6kg前後ある本体が負担になるかもしれません。重量はバッテリーや本体構成によって変わり、ACアダプターも加わります。軽量な現行モバイルノートに慣れていると、かばんに入れた瞬間から差を感じるでしょう。
充電せず一日中使いたい場合も慎重に考えます。新品時の公称時間ではなく、目の前の中古バッテリーが何Wh充電できるかが重要だからです。外部バッテリーを交換できても、交換品の価格や入手性まで含めると、必ずしも安く済むとは限りません。
また、長期間にわたって主力機として使いたい人には、より新しいThinkPad T14なども候補です。T480はすでに発売から相応の年数が経過しています。購入時点で安くても、バッテリー、キーボード、端子などを順番に直せば総額が膨らみます。
安いT480ほどお得とは限りません。部品交換を楽しめる人には面白い機種ですが、届いた日から仕事で使いたい人は、価格差より検品と保証を優先したほうが安心です。
Windows 11対応の見分け方

中古ThinkPad T480で最初に確認したいのがCPUです。商品名に「Windows 11搭載」と書かれているだけではなく、CPUの型番が正式な要件を満たすかを見ます。
第8世代Coreを選ぶ
ThinkPad T480には、第7世代と第8世代のIntel Coreプロセッサーを搭載した構成があります。Windows 11を使う前提なら、Core i5-8250UやCore i5-8350Uなど、第8世代Core搭載個体を優先してください。
MicrosoftはWindows 11の要件として、対応CPU、TPM 2.0、セキュアブートへの対応、4GB以上のメモリ、64GB以上の記憶容量などを挙げています。第8世代Core i5シリーズとCore i7シリーズは対応CPU群に含まれますが、実際の個体では設定や構成も確認が必要です。
購入前には商品ページのCPU欄を見て、単に「Core i5」とだけ記載されていないか確認しましょう。Core i5-7200UやCore i5-7300Uは第7世代、Core i5-8250UやCore i5-8350Uは第8世代です。型番の先頭付近にある数字で世代を判断できます。
| CPU例 | 世代 | Windows 11目的の判断 |
|---|---|---|
| Core i5-7200U | 第7世代 | 基本的に避ける |
| Core i5-7300U | 第7世代 | 基本的に避ける |
| Core i5-8250U | 第8世代 | 候補にできる |
| Core i5-8350U | 第8世代 | 候補にできる |
| Core i7-8550U | 第8世代 | 価格と状態で判断 |
| Core i7-8650U | 第8世代 | 価格と状態で判断 |
Windows 11の要件と対応CPUは更新される可能性があります。購入時には、Microsoft「Windows 11のシステム要件」も確認してください。
第7世代搭載品に注意
第7世代Core搭載のT480でも、販売ページ上ではWindows 11がインストールされている場合があります。しかし、要件を回避して導入された環境では、Microsoftが想定する正式対応と同じとは言えません。今動いていることと、今後も問題なく更新できることは別です。
特に初めて中古パソコンを買う人は、回避導入の仕組みや更新時の対処まで背負わないほうがよいと思います。数千円の差で第8世代モデルを買えるなら、あえて第7世代を選ぶ理由は少ないでしょう。
商品説明にCPU型番がなければ、販売店へ問い合わせます。「Core i5搭載」としか答えてもらえない商品は、私は候補から外します。重要な仕様を確認できない時点で、ほかの状態説明にも期待しにくいためです。
なお、第8世代であれば無条件に購入できるわけではありません。TPMやセキュアブートの設定、ストレージ容量、ライセンスの状態も関係します。販売店がWindows 11の動作確認を行い、正規のライセンスについて明記しているかまで見てください。
性能差も世代で大きい
T480でよく見かける第7世代の省電力Core i5は2コア4スレッド、第8世代のCore i5-8250Uや8350Uは4コア8スレッドです。単純にすべての作業が2倍速くなるわけではありませんが、複数のアプリを同時に動かす場面では差が出ます。
例えば、オンライン会議をしながらブラウザと表計算を開く使い方では、処理に余裕がある第8世代を選ぶ意味があります。Windows 11への対応だけでなく、実際の使い勝手を考えても第8世代が本命です。
一方、Core i7だから必ずCore i5より快適とは限りません。中古ノートでは、冷却状態や電源設定、メモリ容量、SSDの健康状態にも左右されます。高価なCore i7モデルへ飛びつくより、状態のよいCore i5モデルへ予算を回したほうが満足しやすいですよ。
狙い目はCore i5-8250UまたはCore i5-8350Uです。Core i7との価格差が大きいなら、Core i5にしてメモリ16GBや状態のよいバッテリーを優先するほうが現実的でしょう。
中古で確認したい仕様

CPUを確認したら、メモリ、SSD、液晶を見ます。ここは購入後の快適さへ直結する部分です。型番が同じでも構成差が大きいので、一つずつ確かめましょう。
メモリは16GBが目安
2026年のWindows 11環境では、メモリ8GBでも基本的な操作はできます。ただ、ブラウザ、文書作成、チャット、オンライン会議を同時に使うと余裕が減り、アプリの切り替えが重くなることがあります。
そのため、仕事や学習に使うなら16GBを目安にします。T480はメモリスロットを2基備えているため、8GBから16GBへ増設しやすい機種です。ただし、購入時の8GBが「8GBを1枚」なのか「4GBを2枚」なのかで、追加時に必要な部品が変わります。
メモリを自分で増設する予定なら、現在の枚数、空きスロット、対応規格を販売店へ確認してください。作業前にはACアダプターと外部バッテリーを外し、設定画面から内蔵バッテリーを無効にするなど、メーカーの保守手順に従う必要があります。
増設に自信がなければ、最初から16GB搭載の個体を選ぶのが簡単です。部品代だけでなく、相性確認や作業中の破損リスクを避けられます。数千円の差なら完成済みの構成を選ぶのも十分ありです。
SSD容量と接続を確認
ストレージはSSD搭載を前提に考えます。容量は文書作成やウェブ利用が中心なら256GBでも使えますが、写真や動画、仕事の資料を本体へ保存するなら512GBあると扱いやすくなります。
商品説明では「SSD 256GB」だけでなく、可能なら接続方式も確認しましょう。T480には構成によって2.5型ドライブやM.2 SSDが使われています。将来交換するつもりなら、現在の取り付け方法や固定部品の有無が重要です。
中古SSDでは、使用時間や書き込み量が個体ごとに違います。販売店が健康状態を確認していても、消耗しない部品ではありません。大切なファイルは外付けSSDやクラウドにも保存し、本体だけに置かない運用が欠かせません。
容量だけ大きい無名SSDへ交換された個体より、SSDのメーカーや検査内容が分かる商品のほうが判断しやすい場合があります。とはいえ、メーカー名だけで寿命を断定することはできません。保証対象にストレージ故障が含まれるかも合わせて確認します。
液晶はフルHDを優先
ThinkPad T480には、解像度や表示方式が異なる液晶があります。中古で特に確認したいのは、1366×768のHD液晶か、1920×1080のフルHD液晶かという点です。
文書を左右に並べる、表計算の列を多く表示する、ウェブ会議をしながら資料を見るといった使い方では、フルHDのほうが作業しやすくなります。2026年にあえて買うなら、私はフルHDのIPS液晶を優先します。
商品説明に「14インチ」としか書かれていない場合、解像度までは分かりません。フルHD、1920×1080、IPSといった記載を探してください。写真だけでHD液晶とフルHD液晶を正確に見分けるのは難しいため、記載がなければ問い合わせるのが確実です。
液晶の白い点、色むら、圧迫痕、常時点灯する画素も中古では確認項目になります。販売店によっては一定範囲の画素不良を保証対象外にしているので、商品ランクだけでなく液晶に関する規定も読んでおきましょう。
◆匠のワンポイントアドバイス
安いHD液晶モデルを買ってあとから交換する方法もありますが、部品選びや分解の手間がかかります。初めての中古PCなら、最初からフルHDと明記された個体のほうが話は早いですよ。
個体状態の確認ポイント

発売当時の仕様がよくても、長く使われた個体では消耗が進んでいます。外観ランクだけでは判断せず、仕事へ影響しやすい部品から確認してください。
バッテリーの劣化を見る
T480は、内蔵バッテリーと着脱式の外部バッテリーを組み合わせられる設計です。ただし、すべての中古個体に両方が残っているとは限りません。内蔵バッテリー非搭載の構成や、劣化によって取り外された個体も考えられます。
確認したいのは、バッテリーの有無、満充電容量、設計容量、保証範囲です。満充電容量を設計容量で割れば、おおまかな健康度を考えられます。例えば設計容量24Whに対して満充電容量が12Whなら、単純計算では約50%です。ただし、表示値や実際の駆動時間には誤差があるため、あくまで目安にしてください。
「バッテリー充電可能」という説明は、長時間使えることを意味しません。数分で電源が落ちても、充電自体はできる場合があります。最低容量の基準を設けている店か、実測値を載せている店だと比べやすいでしょう。
バッテリーは保証対象外となる販売店もあります。保証期間が長いという表示だけを見ず、消耗品の扱いまで確認してください。AC電源中心で使うなら劣化個体も候補になりますが、その分だけ価格が安いかを見ます。
USB-C端子を確認する
T480はUSB-C端子を充電にも使います。そのため、端子の接触不良や充電できない症状は使い勝手へ大きく影響します。購入前に、USB-C充電、映像出力、Thunderbolt機能の検査内容を確認したいところです。
この機種向けには、Lenovoから重要度が「Critical」とされたThunderboltファームウェア更新が提供されています。中古で入手したら、Lenovo Vantageや公式サポートページを使い、BIOS、電源管理ドライバー、Thunderbolt関連の更新状況を確認しましょう。
ただし、更新すれば物理的に傷んだ端子が直るわけではありません。ケーブルを動かすと充電が切れる、左右どちらかの端子だけ反応しない、ドックを認識しないといった症状があれば、保証期間内に販売店へ相談してください。
USB-C端子の故障は、単なる周辺端子の不具合で終わらず、充電できない問題につながります。「通電確認済み」だけでなく、USB-Cから正常に充電できるかを確認するのがポイントです。
液晶とキーボードを見る
液晶は電源を入れた状態で、白、黒、赤、青など単色に近い画面を表示すると、色むらや明るい点を見つけやすくなります。オンライン購入では自分で事前確認できないため、商品写真と販売店の検品基準が頼りです。
キーボードは文字消え、てかり、キーの反応、トラックポイント、クリックボタンを見ます。文字が残っていても、特定のキーだけ反応が鈍い個体はあります。Enter、Backspace、Space、Ctrlなど、よく使うキーは届いた直後に試しましょう。
T480にはバックライト付きと非搭載のキーボードがあります。バックライトが必要なら、商品写真のスペースキーに照明を示す印があるか、説明欄に記載があるかを確認します。日本語配列か英語配列かも見落とせません。
パームレストのてかりや天板の傷は、動作に影響しないなら割り切れます。一方、ヒンジのぐらつき、筐体の割れ、液晶の圧迫痕は使うたびに気になる部分です。私は外観の小傷より、操作と開閉に関わる傷みを優先して判断します。
付属品と保証を確かめる
ACアダプターが付属するか、出力は足りているか、USB-Cケーブルが一体型かを確認してください。T480では45Wまたは65WのUSB-C ACアダプターが使われました。出力の小さい充電器では、使用中に充電が進みにくいことがあります。
互換ACアダプターが付く商品もあるため、純正品にこだわる人は説明を読みます。安全面を考えると、製造元や出力表示が確認できない充電器は避けたいところです。届いたら異常な発熱やケーブルの傷も見てください。
保証では、期間だけでなく対象部品、送料、返金条件、交換対応を確認します。バッテリー、画素不良、外観、付属品が対象外ということは珍しくありません。初期不良の連絡期限が短い場合は、到着日にひと通り検査できるよう予定を空けておくと安心です。
おすすめ構成と価格判断
中古価格は在庫、外観、保証、時期によって動きます。そこで、金額を一律に決めるより、どの構成なら買う価値があるかを先に決めておきましょう。
狙いたい構成の基準
私が2026年に選ぶなら、CPUはCore i5-8250UまたはCore i5-8350U、メモリ16GB、SSD256GB以上、フルHD IPS液晶を基準にします。ウェブ会議をするなら、カメラとマイクの動作確認も必要です。
| 項目 | おすすめの基準 | 確認理由 |
|---|---|---|
| CPU | 第8世代Core i5 | Windows 11と日常性能 |
| メモリ | 16GB | 複数アプリの同時利用 |
| SSD | 256GB以上 | 起動速度と保存容量 |
| 液晶 | フルHD IPS | 表示範囲と見やすさ |
| バッテリー | 容量の記載あり | 持ち運び時の安心 |
| 保証 | 初期不良対応あり | 到着後の故障対策 |
指紋認証、赤外線カメラ、キーボードバックライト、LTE通信などは構成によって異なります。必要な機能だけを選び、使わない機能へ高い追加料金を払わないようにしましょう。
Core i7モデルは魅力的に見えますが、価格差が大きければ優先度を下げます。事務作業ではCore i5でも十分な場合が多く、同じ予算なら液晶やバッテリーの状態、保証へ回すほうが納得しやすいからです。
安さだけで決めない
価格を見るときは、本体代に増設や交換の費用を加えて考えます。8GBメモリ、劣化バッテリー、容量の少ないSSDを後日交換すると、上位構成との価格差が消えてしまうかもしれません。
さらに、古い機種では修理にかけた金額を売却時に回収しにくくなります。「直せるから買う」のか「直さず使えるから買う」のかで、同じ商品への評価は変わります。初めてなら後者を選ぶほうが無理がありません。
価格差が小さいときは、より新しい第10世代や第11世代Core搭載機とも比べてください。T480のキーボード、端子、交換式バッテリーに魅力を感じるなら選ぶ理由があります。そうでなければ、新しい機種のほうが長く使いやすい場合もあります。
中古相場は常に変わるので、具体的な金額は一般的な目安にしかなりません。最低でも複数の販売店で、CPU、メモリ、液晶、保証をそろえた状態で比較しましょう。
中古T480を買う場所

同じ型番でも、購入先によって検品、説明、保証が異なります。中古パソコンに慣れていない人ほど、売値だけでなく問題が起きたときの対応を含めて選んでください。
中古専門店を優先する
中古専門店では、動作確認、商品ランク、保証条件が示されていることが多く、比較に必要な材料を集めやすくなります。個体ごとの写真や傷の説明があれば、届いたときの食い違いも減らせます。
Qualitで中古ThinkPadの状態やバッテリー基準を確認すると、価格以外の条件を比べやすくなります。ただし、在庫と検査基準は購入時点の商品ページで確認してください。
保証期間を重視するなら、PC WRAPで保証対象と中古ThinkPadの在庫を確認する方法もあります。長期保証の表示があっても、バッテリーなどの消耗品が対象かどうかは別途読む必要があります。
初期設定済みのパソコンを探す場合は、PC nextでWindows 11搭載の中古ThinkPadを比較するのも一案です。JUNKWORLDや楽天市場の中古店も候補になりますが、楽天市場では出店者ごとに保証や商品説明が異なるため、店舗単位で確認しましょう。
どの店でも、T480が常に在庫にあるとは限りません。欲しい条件を決め、T480だけでなくT490やT14なども並べると、相場から外れた商品をつかみにくくなります。
フリマは確認事項が多い
フリマや個人売買は安く買える可能性がある一方、検品内容や保証が限られます。「普通に使えます」という説明だけでは、USB-C端子、バッテリー、液晶、各キーが正常か分かりません。
出品者へは、CPUの完全な型番、メモリ容量、SSD容量、液晶解像度、バッテリー状態、USB-C充電の可否、BIOSパスワードの有無を確認します。企業で使われていた個体では、管理設定やパスワードが残っていないことも大切です。
掲載写真は、天板だけでなく液晶点灯時、キーボード、左右の端子、底面、ACアダプターまで見ます。写真が少なく、質問にも具体的な回答がない商品は、安くても見送るのが無難でしょう。
自分で部品を交換でき、不具合があっても原因を切り分けられる人なら、個人売買を楽しめるかもしれません。しかし、すぐ仕事に使う1台を探している人には、検品と保証のある中古専門店を勧めます。
◆匠のワンポイントアドバイス
中古PCは、買った瞬間の安さより「不具合が出たときに誰が対応するか」で印象が変わります。初めての1台なら、少し高くても返品条件が明確な店を選ぶと気持ちが楽です。
届いた直後の確認方法

中古パソコンは、保証や返品の期限内に確認を終えることが重要です。外観だけ眺めて数日置かず、届いた日から基本機能を試してください。
外観と構成を照合する
最初に、配送箱や本体へ大きな破損がないか確認します。異常があれば電源を入れる前に写真を撮り、梱包材も残して販売店へ連絡しましょう。
次に、注文したCPU、メモリ、SSD容量、Windowsの版が合っているかを設定画面やタスクマネージャーで見ます。商品説明と違う場合は、自分で部品を交換する前に店へ相談してください。
底面のゴム足、ねじ、外部バッテリーの固定、ヒンジも確認します。ねじの欠品や筐体の浮きは、過去の分解や内部部品の膨張を疑う手掛かりになることがあります。
端子と入力機器を試す
キーボードはすべてのキーを押し、タッチパッド、トラックポイント、左右クリックも試します。カメラ、マイク、スピーカー、イヤホン端子、無線LAN、Bluetoothも、必要な機能ほど早めに確認してください。
USB端子には手持ちの機器を接続し、HDMIは外部ディスプレイがあれば映像を出します。USB-C端子は充電器を接続し、両方の端子で認識するかを見ておくと安心です。端子を強く揺らす必要はありません。
バッテリーは一度充電し、ACアダプターを抜いて急激に残量が落ちないか確認します。駆動時間は画面の明るさや負荷で変わるため、短時間の結果だけで断定せず、販売店の保証基準と照らしてください。
更新と回復手段を用意する
動作に問題がなければWindows Updateを行い、Lenovo Vantageなどを使ってドライバー、BIOS、Thunderboltファームウェアを確認します。BIOS更新中は電源を切らず、ACアダプターを接続した状態で進めてください。
Windowsのライセンス認証状態、デバイスマネージャーの警告表示も見ます。販売店独自の回復手順や再セットアップ媒体が付属する場合は、案内を保管しましょう。
最後に、自分のデータを入れる前の段階で回復ドライブやバックアップ方法を用意します。中古だから特別というより、SSDは突然故障する可能性がある部品です。重要なデータを別の場所へ褬製する習慣が、いちばん確実な備えになります。
ThinkPad T480のFAQ

購入前に聞かれやすい疑問へ、判断の基準が分かる形で回答します。
ThinkPad T480中古のよくある質問
Q1. ThinkPad T480はWindows 11に対応しますか?
A. 第8世代Core搭載モデルは、対応CPUやTPM 2.0などの条件を満たせばWindows 11を利用できます。ただし、T480には第7世代CPU搭載モデルもあるため、Core i5という名称だけでなく、Core i5-8250Uなど完全な型番を確認してください。
Q2. 第7世代モデルへWindows 11を入れてもよいですか?
A. 要件を回避して導入できる場合はありますが、正式対応と同じ条件ではありません。更新や不具合へ自分で対処する必要が出る可能性もあるため、通常利用では第8世代Core搭載モデルを選ぶのがおすすめです。
Q3. メモリ8GBでも十分ですか?
A. 文書作成やウェブ閲覧だけなら使えますが、複数のアプリやオンライン会議を同時に使うと余裕が減ります。2026年に仕事用として購入するなら16GBを目安にし、8GBモデルでは空きスロットと増設費用を確認しましょう。
Q4. バッテリーは自分で交換できますか?
A. 外部バッテリーは着脱でき、内蔵バッテリーも分解を伴えば交換できます。ただし、交換部品の品質や入手性には差があります。膨張や異常発熱がある場合は使用を止め、自信がなければ販売店や修理業者へ相談してください。
Q5. T480と新しい機種のどちらを選ぶべきですか?
A. 交換式バッテリー、端子の多さ、キーボード、増設のしやすさを重視し、状態のよい個体が安く見つかるならT480が候補です。軽さ、処理性能、長期利用を優先する場合や価格差が小さい場合は、より新しいThinkPad T14なども比較してください。
中古T480選びのまとめ
ThinkPad T480は古さこそありますが、第8世代Core搭載の良好な個体を選べば、2026年でも文書作成やウェブ会議などに使えます。キーボード、豊富な端子、メモリを増設できる設計に価値を感じる人には、今も面白い選択肢です。
- Windows 11用には第8世代Coreを選ぶ
- CPUの完全な型番を商品ページで確認する
- メモリ16GBとフルHD IPS液晶を優先する
- USB-C充電とThunderbolt更新状況を見る
- バッテリーの容量と保証範囲を確かめる
- 液晶、キーボード、ヒンジの傷みを確認する
- 価格差が小さければ新しい機種とも比べる
- 初めてなら検品と保証のある専門店を選ぶ
避けたいのは、CPU型番が分からない個体、Windows 11の導入方法が不明な第7世代モデル、USB-C端子の確認が取れない商品です。安さにつられて修理前提の個体を買うと、結果として新しい機種より高くつく可能性があります。
第8世代Core、メモリ16GB、フルHD、正常なUSB-C端子、確認できるバッテリー状態、明確な保証。この条件を一つずつ照らし合わせれば、T480中古選びの失敗はかなり減らせます。
あなたがT480らしい操作感や拡張性に魅力を感じるなら、状態を吟味して選ぶ価値はあります。逆に、安いという理由だけなら一度立ち止まり、より新しい中古ノートも並べて比べてみてください。

