ThinkPadは何インチ?画面サイズと本体サイズの調べ方を解説

ThinkPadは何インチ?画面サイズと本体サイズの調べ方を解説のイメージ PC・周辺機器

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こんにちは、中古PC手帖の匠です。

ThinkPad用のケースや保護フィルターを探していると、「自分の機種は何インチなのか」「14インチ用なら全部同じなのか」という疑問が出てきます。画面の大きさだけなら簡単に見えますが、実際の商品選びでは少し注意が必要です。

同じ14インチのThinkPadでも、シリーズや世代によって本体の幅、奥行き、厚さが違います。さらに、液晶の縦横比が16対9なのか16対10なのかによって、保護フィルターの形も変わるもの。画面サイズだけを見て注文すると、ケースに入らない、フィルターの上下が余るといった失敗につながります。

この記事では、ThinkPadの型番を確認し、画面サイズと本体寸法を公式仕様から調べる方法を解説します。中古で説明書や箱が残っていない場合でも確認できるので、購入前の最終チェックに使ってください。

  • ThinkPadが何インチか確認する方法
  • 型番と世代を間違えずに見分ける手順
  • ケース選びに必要な本体寸法の見方
  • 保護フィルターで確認するべき項目

ThinkPadのインチとは

作業台に並べたドライバーセットのイメージ

まず知っておきたいのは、商品説明にある「13.3インチ」「14インチ」「16インチ」が、ThinkPad本体の大きさを示す数字ではないことです。インチの意味が分かると、ケースと保護フィルターで確認する項目の違いも見えてきます。

画面の対角線を表す数字

ノートパソコンのインチ数は、基本的に液晶の表示部分を左下から右上、または左上から右下へ測った対角線の長さです。1インチは2.54cmなので、14インチなら対角線は約35.6cmになります。

ただし、この数字に画面の周囲を囲む枠は含まれません。キーボードや外装も対象外です。したがって、14インチと書かれていても、本体の横幅が35.6cmという意味ではないんですよ。

最近のThinkPadは画面周囲の枠が細くなり、同じインチ数でも以前の世代より本体が小さくなっていることがあります。反対に、端子の配置や内部設計によって厚さが増える場合もあるため、インチ数から外形寸法を決めつけることはできません。

インチ数は画面の対角線、本体サイズは幅・奥行き・厚さと分けて考えるのがポイントです。保護フィルターは前者、収納ケースは後者を中心に確認します。

解像度とは意味が異なる

インチ数と解像度も別の情報です。インチ数は画面の物理的な大きさを表し、1920×1080や1920×1200といった解像度は、画面に並ぶ点の数を示します。

例えば、同じ14インチでも1920×1080の液晶と1920×1200の液晶が存在します。前者は一般的に縦横比16対9、後者は16対10です。対角線の長さが同じでも、16対10のほうが少し縦長になります。

そのため、「14インチ対応」とだけ書かれた保護フィルターでは情報が足りません。インチ数に加え、縦横比またはフィルター自体の縦横寸法を確認する必要があります。

Windowsの設定画面で解像度を確認しても、インチ数を直接判定できるわけではありません。同じ解像度を採用した13.3インチと14インチの機種もあるからです。解像度はフィルターの形を推測する材料になりますが、型番から公式仕様を調べるほうが確実でしょう。

何インチか調べる方法

机に置いた電源アダプターとノートパソコンのイメージ

ThinkPadが何インチか調べるなら、本体に表示されたシリーズ名だけに頼らず、型番を特定してLenovoの仕様を確認する流れがおすすめです。箱や購入明細が見当たらない中古品でも、次の方法でたどれます。

本体底面のラベルを見る

最初にThinkPadをシャットダウンし、電源アダプターや周辺機器を外します。天板を閉じて柔らかい布の上に裏返し、本体底面のラベルや印字を探してください。

確認したい表示は「Machine Type Model」「MTM」「TYPE」などです。英数字を組み合わせた製品番号が見つかれば、機種を絞り込む手がかりになります。シリアル番号の近くに記載されていることが多いでしょう。

Lenovo公式も、ThinkPadのシリアル番号は本体底面またはバッテリーの下にあり、マシンタイプモデルが必要な場合はシリアル番号の横を確認するよう案内しています。製品名は液晶の枠に表示されている場合があります(出典:Lenovoサポート「PCのシリアル番号の探し方」)。

古いThinkPadでは、取り外せるバッテリーの下にラベルが隠れている場合もあります。ただし、内蔵バッテリー式の機種をサイズ確認のために分解する必要はありません。底面で見つからなければ、WindowsやBIOSから確認できます。

シリアル番号は一台ごとに割り当てられた固有情報です。中古販売ページへの問い合わせや商品レビューへ写真を載せる際は、番号全体を公開しないようにしてください。

Windowsから型番を確認する

本体ラベルが薄れて読めない場合は、Windowsの「システム情報」を使います。スタートメニューの検索欄に「システム情報」と入力してアプリを開き、「システムモデル」の行を確認してください。

Windows 11では、「設定」から「システム」、「バージョン情報」と進む方法もあります。ただし、表示内容は機種やWindowsの状態によって異なり、シリーズ名だけしか出ないこともあります。より詳しく確認したい場合は、システム情報の表示が向いています。

コマンド操作に慣れているなら、PowerShellを開いて次の内容を入力する方法もあります。

Get-CimInstance Win32_ComputerSystemProduct | Select-Object Name, Version, IdentifyingNumber

「Name」や「Version」に製品を特定する情報が表示されます。IdentifyingNumberにはシリアル番号が出る場合があるので、画面を撮影して公開するときは隠してくださいね。

なお、Windows上の情報が販売店によって書き換えられている可能性や、部品交換後で表示と外装が一致しない可能性もゼロではありません。中古品では、底面ラベルとWindowsの表示を見比べておくと安心です。

Lenovo Vantageで調べる

Lenovo Vantageが入っているThinkPadなら、アプリを起動して端末情報を確認できます。製品名、シリアル番号、マシンタイプモデルなどが表示されるため、底面の小さな文字を読み取りにくいときに便利です。

アプリが見つからない場合、サイズを知る目的だけで無理に導入する必要はありません。本体ラベルやシステム情報で型番が分かれば十分です。また、対応する比較的新しいThinkPadでは、Lenovo Vantageが導入されている状態で「Fn+N」を押し、マシンタイプなどを表示できる機種もあります。

ここで大切なのは、アプリ内に書かれた「14型」のような数字だけをメモして終わらないこと。続けて製品番号や正確なモデル名も控え、公式仕様で本体寸法まで確認します。

◆匠のワンポイントアドバイス

私は型番をスマートフォンで撮るとき、シリアル番号だけ指で隠しています。製品名、マシンタイプ、仕様表の寸法を同じメモに残しておけば、ケースを買い替えるときにも迷いにくいですよ。

公式仕様から画面を確認する

型番が分かったら、LenovoサポートまたはPSREFで製品を検索します。PSREFはLenovo製品の仕様を確認できる公式資料で、「Display」の項目に画面サイズや解像度、縦横比、「Dimensions」の項目に本体寸法が掲載されています。

Lenovoサポートでは、製品の自動検出または製品名やマシンタイプによる検索が可能です。該当製品のページからマニュアルを開き、仕様の項目を確認する方法も案内されています(出典:Lenovo Support「How to check the product or model specification」)。

仕様表では「14″」が14インチ、「13.3″」が13.3インチを意味します。ダブルクォーテーションに似た記号はインチの表記です。あわせてResolution、Aspect Ratio、Dimensionsも見てください。

同じ製品ページに複数の液晶候補が並ぶ場合があります。これは、そのモデルに解像度やタッチ対応の異なる構成が用意されているためです。すべての候補が自分の個体に搭載されているわけではありません。ただし、画面サイズと縦横比が全候補で共通なら、フィルター選びに必要な基本情報は判断できます。

型番と世代の見分け方

静電気防止マットに置いたプロセッサとヒートシンクのイメージ

ThinkPadでは「T14」「X1 Carbon」「E16」のようなシリーズ名に加え、「Gen 2」「Gen 5」といった世代の区別が重要です。中古市場では販売タイトルが短縮されることもあるため、似た名前を同じ機種だと思い込まないようにしましょう。

シリーズ名だけでは足りない

ThinkPad T14と分かっても、ケースを選ぶ情報としてはまだ不十分です。T14には複数の世代があり、Intel搭載モデルとAMD搭載モデルで仕様が分かれることもあります。外形寸法が同じ世代もあれば、少し異なる世代もあります。

数ミリ程度の差なら大きめの布製スリーブに入る場合がありますが、ぴったり設計されたハードケースやインナーケースでは話が別。角が引っかかったり、ファスナーが天板を押したりするかもしれません。

X1 Carbonも同様です。製品名が長いため、中古販売ページでは世代が省略される場合があります。しかし、画面の縦横比や本体寸法は世代によって変化しています。「X1 Carbon用」という表示だけで専用品を注文するのは避けたほうが安全です。

Gen表記で世代を確認する

「Gen」はGeneration、つまり世代を表します。ThinkPad T14 Gen 3なら、T14シリーズの第3世代です。ケースの商品説明に「T14 Gen 1/Gen 2対応」と書かれている場合、Gen 3でも使えるとは限りません。

また、古いThinkPadにはT480やX280のようにGen表記を使わないモデルがあります。数字が大きいほど単純に画面も大きくなる、という関係ではありません。T480は14インチ級、X280は12.5インチ級ですが、この数字をインチ数として読むものではないんです。

モデル名に含まれる数字から画面サイズを推測できるシリーズもありますが、命名規則は時期によって変わります。推測は検索の入口にとどめ、最後は公式仕様のDisplay欄で確かめてください。

中古品は部品交換も考える

中古のThinkPadでは、修理や再生の過程で液晶パネル、天板、底面カバーが交換されていることがあります。通常は同じ機種に適合する部品が使われますが、底面ラベルが欠けていたり、仕様表にある液晶候補と実機の解像度が異なったりするケースには注意が必要です。

画面サイズそのものが別サイズへ変わることは一般的ではありません。とはいえ、非光沢液晶から光沢液晶、通常パネルからタッチ対応パネルなどへ交換されていると、貼り付け式フィルムの相性に影響する可能性があります。

中古販売店から購入する前なら、底面ラベルの製品番号、Windowsで表示される解像度、実測した本体寸法を確認できるか聞いてみましょう。回答が得られない場合は、多少余裕のある汎用ケースを選ぶ方法も現実的です。

型番検索で違う地域向けの仕様表が出た場合は、マシンタイプまで照合してください。同じシリーズでも販売地域や構成によって、選べる液晶や本体素材が異なることがあります。

本体サイズを測る方法

ケース選びでは、公式仕様の確認に加えて実測も役立ちます。特に中古品や古いモデルでは、ゴム足の状態や取り付けた部品によって、収納時の感覚が変わるためです。

幅と奥行きと厚さを測る

本体を閉じた状態にし、左右方向の長さを幅、手前から背面までを奥行きとして測ります。厚さは、机に置いた状態で底面の最も低い部分から天板の最も高い部分までを見るのが基本です。

定規でも測れますが、30cmを超える機種ではメジャーのほうが扱いやすいでしょう。柔らかい裁縫用メジャーは曲がりやすいため、端を本体に沿わせすぎないようにします。できれば硬めの定規や金属製メジャーで、直線距離を測ってください。

公式仕様では「幅×奥行き×厚さ」の順にミリメートルで記載されることが一般的です。例えば「317.7×226.9×17.9mm」とあれば、横幅317.7mm、奥行き226.9mm、厚さ17.9mmという読み方になります。

機種によっては前側と後ろ側で厚さが違い、複数の数値が載っています。この場合、ケース選びでは最大厚を基準にするのが無難です。実測値には多少のずれが出るので、1mm単位まで完全に一致しなくても慌てなくて大丈夫ですよ。

突起物を含めて確認する

ケースに収納する実際の状態を想像することも欠かせません。底面のゴム足、背面へ張り出したヒンジ、側面から出るカード類などは、測る位置によって寸法から抜けてしまいます。

USB受信機、SDカード、LTE用SIMトレイなどが側面から出ているなら、収納前に外すのが基本です。出っ張ったまま押し込むと、端子やケースの内側を傷めるおそれがあります。

天板に厚みのある保護カバーを付けている場合は、カバーを装着した状態でも測りましょう。公式仕様は購入後に追加したアクセサリーを含まない寸法です。底面へ貼ったスタンドや、持ち運び用の脚も忘れやすい部分となります。

画面を直接測る場合

型番をどうしても特定できないときは、液晶の表示部分を対角線に測り、2.54で割るとおおよそのインチ数を求められます。例えば表示部分の対角線が約35.6cmなら、約14インチです。

測るのは液晶が映る範囲であり、周囲の黒い枠やベゼル全体ではありません。定規の先端で画面を傷つけないよう、柔らかいメジャーを軽く当てるか、紙を一枚挟んでください。

ただし、13.3インチと13.5インチのような近いサイズを家庭用メジャーだけで判別するのは難しいものです。ベゼルの内側がどこまで表示領域なのか分かりにくい液晶もあります。実測によるインチ計算は補助として使い、型番からの確認を優先しましょう。

◆匠のワンポイントアドバイス

ケースの内寸とパソコンの外寸が同じだと、数字上は入ってもファスナー周辺がきつくなります。私は幅と奥行きに少し余裕を持たせつつ、中で大きく動かないサイズを選んでいます。

ケース選びで見る寸法

作業台に敷いた静電気防止マットのイメージ

持ち運び用ケースでは、「14インチ対応」の文字より内寸が重要です。商品写真の雰囲気だけで選ばず、自分のThinkPadを閉じた状態の寸法と照らし合わせます。

商品の内寸と外寸を分ける

ケースの商品ページには、外寸と内寸が記載されることがあります。パソコンが入るかどうかの判断に使うのは内寸です。外寸は、ケースごと通勤バッグやリュックへ入るか確認するときに使います。

商品によっては「サイズ」だけが書かれ、それが外寸なのか内寸なのか分からないこともあります。説明画像や注意事項を読んでも判別できなければ、販売店へ確認したほうがいいでしょう。

目安として、本体の実測値よりケースの内寸が少し大きいものを選びます。ただし、必要な余裕はケースの素材、クッションの厚み、開口部の形によって変わります。数値だけで一律に何cm空ければよいとは言い切れません。

ThinkPadの外形寸法に合うノートPC用スリーブケースを探す場合は、対応インチではなく内寸表から候補を比べてください。伸縮性の少ないハードケースほど、寸法の照合が大切です。

余裕が少なすぎる問題

ぴったりしたケースは中で本体が動きにくく、見た目もすっきりします。一方、余裕がなさすぎるとファスナーが閉まりにくくなり、金具がThinkPadの角や天板へ触れる場合があります。

特に注意したいのが厚さです。商品説明で幅と奥行きが合っていても、厚みのある旧世代モデルでは収納できないことがあります。ACアダプターやマウスを前面ポケットに入れると、その圧力が液晶へ加わる可能性もあります。

私はパソコン本体と電源アダプターを同じ薄い区画へ詰め込まないようにしています。ケースにポケットがあっても、硬いプラグが液晶側へ押し付けられる配置なら、別の収納場所を使うほうが安心です。

余裕が大きすぎる問題

大きめなら必ず安全というわけでもありません。ケース内部でThinkPadが滑ると、持ち歩くたびに角がぶつかります。落下時にはケースと本体が別々に動き、クッションの厚い位置から外れてしまうかもしれません。

15.6インチ用ケースへ14インチのThinkPadを入れるような選び方では、幅や奥行きが数cm余る場合があります。短時間の保管なら使えても、毎日の通勤用としては中の動きを抑えられるか確かめたいところです。

候補が二つあるなら、内寸、本体寸法、開口部、クッションの厚みを比べます。商品レビューは参考になりますが、投稿者のパソコンが自分と同じ型番・世代とは限りません。最後の判断材料は寸法です。

保護フィルターの選び方

机に置いたノートパソコンと白紙の一覧表のイメージ

液晶保護フィルムやのぞき見防止フィルターは、ケースとは確認方法が異なります。本体の外形寸法ではなく、画面のインチ数、縦横比、表示領域、ベゼルの形を見て選びましょう。

インチと縦横比を合わせる

14インチ用フィルターには、16対9向けと16対10向けがあります。どちらも対角線は同じ約14インチですが、縦と横の寸法は一致しません。間違えると左右または上下に隙間ができたり、ベゼルへ大きく重なったりします。

例として、ThinkPad T14 Gen 1には14インチで16対9の液晶構成があります。一方、T14 Gen 3には14インチで16対10の液晶構成があります。同じT14、同じ14インチでも、世代だけでフィルター形状が変わり得るわけです。

この違いがあるため、検索するときは「ThinkPad T14 14インチ」だけでなく、世代と縦横比まで含めます。14インチ・16対10対応ののぞき見防止フィルターのように条件を合わせ、それから製品の実寸を確認してください。

「14インチワイド」という表現だけでは、16対9と16対10のどちらか判断できない場合があります。縦横比または縦×横のミリ表記がない商品は、購入前に対応寸法を確認しましょう。

表示領域の実寸も測る

フィルターの商品ページに横幅と高さがミリ単位で記載されているなら、ThinkPadの画面も測ります。このとき、液晶が映る表示領域だけを覆う商品なのか、周囲のベゼルまで覆う商品なのかを先に確かめてください。

表示領域へ貼るフィルムは、画面の表示部分よりわずかに小さく作られていることがあります。これは貼り付け時のずれや、端から浮くことを避けるためです。数ミリ小さいから不良品だとは限りません。

一方、マグネット式やタブで固定するフィルターは、ベゼルを利用して取り付ける製品があります。ThinkPadの上部にはカメラやマイク、赤外線センサーが配置されることがあるので、フィルターが塞がないかも要確認です。

貼り付け方法を確認する

保護フィルターには、全面吸着、シールタブ固定、スライド式、マグネット式などがあります。タッチ操作を使うなら、フィルター装着後もタッチ対応が明記されているか確認してください。

全面吸着式は薄く仕上がりますが、貼り直しが難しい製品もあります。着脱式は必要なときだけ使える反面、閉じた際にキーボード面と干渉する可能性があります。ThinkPadを閉じたときの隙間は大きくないため、厚みのある部材を挟んだまま持ち運ぶのは避けたほうがいいでしょう。

外出時だけ視線を遮りたいなら、着脱できるマグネット式プライバシーフィルターが候補になります。ただし、マグネット対応をうたう商品でも、カメラ位置やベゼル幅との相性は機種ごとに異なります。

専用品でも型番を照合する

「ThinkPad専用」と書かれている商品は探しやすいものの、その言葉だけで適合が決まるわけではありません。対応一覧に自分のシリーズ、世代、画面仕様が載っているかを確認してください。

例えば、T14用とT14s用は名前が似ていますが別のモデルです。X1 CarbonとX1 Yogaも本体構造が異なります。「s」「Yoga」「2-in-1」などの文字を読み飛ばすと、専用品でも合わないことがあります。

商品ページの対応表と公式仕様が食い違って見える場合は、フィルターの実寸を優先して照合します。それでも判断できないときは、商品名とThinkPadのマシンタイプを添えて販売店へ問い合わせるのが確実です。

◆匠のワンポイントアドバイス

フィルターは「14インチだから大丈夫」と勢いで選びやすい商品です。ところが、16対9と16対10の違いは並べると意外に大きめ。私は商品ページで縦横の実寸が見つからない場合、いったん候補から外しています。

調べるときの注意点

ThinkPadのサイズ確認では、よく似た用語や販売ページの省略表記が混乱のもとになります。ここでは、買い間違いにつながりやすい部分をまとめます。

商品名の数字で決めない

E14やE16のように、モデル名の数字と画面インチが結びつきやすい製品はあります。しかし、すべてのThinkPadで同じ読み方ができるわけではありません。X390、T480、L590などの数字を、そのまま画面サイズとして扱うことはできません。

販売ページのタイトルも、文字数の都合で正式名称が省略されがちです。「ThinkPad X1」とだけ書かれている場合、Carbon、Yoga、Tabletなどを区別できません。写真だけで判断せず、型番やマシンタイプを確認しましょう。

実寸には構成差がある

公式仕様に「構成によって寸法が異なる」と注記されている機種があります。液晶の種類、本体素材、タッチ対応の有無などによって、厚さや重量が変わる場合があるためです。

仕様表に複数の寸法が並んでいるなら、自分の構成に対応する行を探します。判断できなければ、最も大きい数値と実測値の両方をケース選びに使うとよいでしょう。

なお、メーカーの寸法は測定条件に基づく公称値です。家庭で測った結果とはわずかにずれることがあります。一般的な目安として扱い、ぎりぎりの内寸の商品は避けるのが無難です。

販売店の対応表も確認する

ケースやフィルターの販売店が公開する対応表には、実際に装着確認した機種と、寸法から適合すると判断した機種が混在する場合があります。「対応」「推奨」「収納可能」の意味が同じとは限りません。

対応表を見るときは、完全な型番、世代、発売時期、画面比率まで照合してください。レビューに同じシリーズ名があっても、世代が不明なら決め手にはしにくいでしょう。

返品や交換の条件も購入前に読んでおきます。開封後のフィルムや、保護シートを剥がした商品は返品できないことがあるため、パッケージを開ける前にもう一度寸法を確かめてください。

購入前の確認手順

開いたノートとノートパソコンを並べたイメージ

情報が多く感じるかもしれませんが、確認する順番を決めれば難しくありません。ケースと保護フィルターのどちらを買う場合でも、型番の特定から始めます。

型番から仕様を調べる

まず、底面ラベル、Windowsのシステム情報、Lenovo Vantageのいずれかで正式な製品名とマシンタイプを控えます。次にLenovoサポートまたはPSREFで該当モデルを検索してください。

仕様表を開いたら、画面サイズ、解像度、縦横比、本体の幅・奥行き・厚さを書き出します。ケースだけを買う場合でも画面サイズを、フィルターだけを買う場合でも正式な機種名を残しておくと、商品検索がスムーズです。

実機の寸法を照合する

公式仕様が見つかったら、閉じたThinkPadを実際に測ります。公式値と大きく違う場合は、検索したモデルが正しいか、カバーやスタンドが付いていないかを見直してください。

画面フィルターでは、表示領域の横幅と高さも測ります。対角線だけでなく縦横を確認することで、16対9と16対10の取り違えを見つけやすくなります。

商品の実寸と比較する

最後に、ケースなら内寸、フィルターなら製品自体の横幅と高さを比べます。「○インチ対応」は候補を探すための表示であり、適合を保証する唯一の条件ではありません。

ケースには適度な余裕があり、内部で大きく動かないこと。フィルターは表示範囲やベゼルへ正しく収まり、カメラなどを邪魔しないこと。この二つを満たす商品を選びましょう。

購入前の順番は、型番を特定する、公式仕様を見る、実機を測る、商品の実寸と比べる、の4段階です。このひと手間でサイズ違いをかなり防げます。

ThinkPadのよくある質問

机に置いた白いカードの束のイメージ

ThinkPadの画面サイズや本体サイズを調べるときに出やすい疑問へ、まとめて回答します。

ThinkPadのサイズに関するよくある質問(FAQ)

Q1. ThinkPadが何インチか最短で調べる方法は?

A. 本体底面やWindowsのシステム情報で型番を確認し、Lenovoの公式仕様にあるDisplay欄を見る方法が確実です。画面をメジャーで測る方法もありますが、近いインチ数を見分けにくいため補助として考えてください。

Q2. 14インチ用ケースならすべて使えますか?

A. すべて使えるとは限りません。同じ14インチでも、ThinkPadのシリーズや世代により幅、奥行き、厚さが異なります。本体の外形寸法とケースの内寸を比べて判断しましょう。

Q3. 画面のインチ数は定規で測れますか?

A. 液晶の表示部分を対角線に測り、センチの数値を2.54で割れば、おおよそのインチ数を計算できます。ただし、画面周囲の枠は含めません。測定誤差もあるので、最終確認には公式仕様を使ってください。

Q4. 14インチのフィルターなら形も同じですか?

A. 同じではありません。14インチには16対9や16対10などの画面があり、縦横の長さが変わります。インチ数、縦横比、フィルターの実寸、取り付け方法を照合してください。

Q5. 型番が消えている中古品はどう調べますか?

A. Windowsのシステム情報、PowerShell、Lenovo Vantage、BIOS画面などから製品情報を確認できます。複数の方法で表示を照合し、公式仕様と実機の寸法が一致するかも確認すると安心です。

ThinkPadのサイズまとめ

ThinkPadが何インチか知りたいときは、本体底面やWindowsから型番を確認し、Lenovoの公式仕様で画面サイズを見る方法が確実です。画面を対角線に測る方法もありますが、型番が分かるなら公式情報を優先してください。

そして、ケースや保護フィルターをインチ数だけで決めないことが何より大切です。ケースでは本体の幅・奥行き・厚さと商品の内寸、フィルターではインチ数・縦横比・縦横の実寸を照合します。

特に中古ThinkPadは、同じシリーズでも世代によって外形寸法や画面比率が異なります。「T14だから同じ」「X1 Carbon用だから入る」と思い込まず、Gen表記やマシンタイプまで確かめましょう。

型番、公式仕様、実測値の三つがそろえば、サイズ選びはぐっと分かりやすくなります。注文ボタンを押す前にもう一度数字を見比べる。その数分が、ケースやフィルターを買い直す手間を防いでくれますよ。

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